朝早くから、いろいろなイヴェントそして夜のライヴまでなかなかにハードなスケジュールで、体力の限界を感じるこの頃です…。
さて、今回はIOMMAが企画したライヴの続きです。
二日目のライヴはレユニオン島の南に位置する、少し山の方に入った街Le TamponにあるLuc Donat劇場で行われました。
Luc Donatはレユニオンを代表するミュージシャンの名前で、お隣のモーリシャスやセイシェルでも盛んなダンス音楽、セガの王様と言われています。ヴァイオリンを弾きながら、数々の名曲を残しているそうです。
まず最初に登場したのは女性4人に男性1人というシマンガローヴというマロヤのグループ。右端の女性が担当しているのがカヤンブというパーカッション、左端の女性が叩いている竹のパーカッションがピケ、そして左から二人目の女性がまたがって叩いているのがルーレーというパーカッションです。
とにかく彼女たちの演奏はエネルギッシュでした。サーカスではありませんが、踊りや演奏の仕方もスペクタクルな演出がなされていて、フェスティヴァルなどでは大いに盛り上がりそうです。
そして次に登場したのは、ル・グリヨという3人組。キーボードとエレクトロニクス、カホーンや様々なパーカッション、そしてコラを担当するサミィ・ワロー、そしてサックス奏者という何ともユニークな編成。
カホーンがルーレーと同じように低音のビートを叩き出し、マロヤのリズムをループさせながら、コラやサックスが絡むというかなり実験音楽的な側面もありました。ちなみにサミィ・ワローは、マロヤを代表するミュージシャンである、ダニエル・ワローの息子さんだそうです。
そして、最後に登場したのがダヴィ・シカール! アルバムで聞いているとギタリストのイメージが強かったのですが、ライヴではカヤンブを演奏しながら歌う方が多く、マロヤのリズムと、憂いを帯びたメロディ、そしてダヴィのしなやかで力強いヴォーカルが見事なハーモニーを見せていました。
バックのバンドメンバーとのコンビネーションも素晴らしく、別格の存在でした。
ライヴの後に少しだけ話すことが出来ましたが、どこか僧侶を思わせる佇まいといい、穏やかな表情と良い、アウラが違いますね。
というわけで、次回はようやくSAKIFOです。まずは前夜祭(これがメチャクチャ楽しかったのです)についてレポートしたいと思います。
massamba
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