SAKIFOの前に、その会場となった街サン・ピエールを是非紹介したいと思います。
レユニオンの南部にあり、人口7万6千人程の主都サン・ドニついで2番目に大きな街です。
レユニオンは島の中心に大きな火山があるので、大きな街は必然的に海に面することになります。というわけで、地元の人たちものんびり楽しんでいる街のビーチです。男の人も女の人も、周りを気にせず海辺の近くで所構わず着替えていました。
椰子の木もたくさんの種類が植えられていて、これはなんとも可愛い寸胴型。奥に小さく見えるのは音楽学校の壁に描かれたアコーディオンを弾く子供の絵です。
海沿いの公園にはマングローブの巨木が何本もあって、まるで造形物のような存在感がありました。ベンチに座っている人と較べれば、その大きさが分かると思います。
サン・ピエールに限りませんが、レユニオンの人はみんな魚が大好きです。中でも日本人と同じくマグロに目がありません。マグロのタルタル料理はどこでも定番でした。サン・ピエールの魚屋さんのおばさんが、自慢げに見せてくれた魚(名前を聞き忘れました)です。
海辺から少し坂道を上ったところにマルシェ(市場)があります。
お土産物から、生活必需品、野菜などごちゃごちゃと売られているのが、何とも楽しいです。
個人的にはスパイスなどをつぶす石臼が欲しかったのですが、かなり重かったので断念。このマルシェのすぐそばにモスクがあるので、ムスリムの人たちもたくさん見かけました。
実は今回、家や建物の美しさにすっかり魅了されました。レユニオンにはクレオール様式という、屋根の先にレースのフリルのよう装飾をつけた家がたくさんあります。クレオール様式の家はサン・ピエールではあまり見かけませんでしたが、それぞれに家が扉など絶妙のカラーリングを施していて、写真を撮りまくってしまいました。家の写真はまたまとめて紹介しようとおもっています。
白い壁に描かれているのはレユニオンのマスコット的存在のヤモリです。普通GECKOと呼ばれていますが、クレオール語ではマブヤと言います。
最後にSAKI PHONEを紹介しましょう。もちろんこれは、SAKIFOとTELEPHONEをくっつけた言葉ですが、この他にもミュージシャンの送迎用に自動車メーカーとタイアップした宣伝カーなど、いろいろなアイデアでSAKIFOを盛り上げようというしているのが印象的でした。
massamba
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