Thursday, June 30, 2011

飛んでレユニオン ラム&ビア

音楽の話が続いたので、ここでレユニオンを語るうえで避けて通れない(?)お酒の話を少ししましょう。

レユニオン>サトウキビ>ラム酒となるわけですが、かつて数十あったラム酒の醸造所も現在は3カ所だけだそうです。ただその割には種類が多かったようも気がするので、その辺は次回行ったときに調べてきたいと思います。

さてレユニオンで最もポピュラーなラム酒の飲み方は、"Rhum arrangé"という飲み方です。これはどういう飲み方かというと、ラム酒に様々な果物(パイナップルやらマンゴーやらバナナなどなど)やヴァニラなどを漬け込みます。そして果物の香りがプンプンと漂うラム酒を食後にショットグラスでグイっと飲みます。


これはホテルのバー・カウンターにずらりと並んだラム酒漬け。


レストランで飲んだRhum arrangéはパイナップルとマンゴーを漬け込んだものでした。お店によっていろいろアレンジを変えているので、お店独自の味を楽しめます。
ちなみにこのグラスにラベルが印刷されているシャルットという会社はSAKIFOフェスのスポンサーでもあります。


こんな看板が会場のあちらこちらにドーンと飾ってありました。
これは、移動中の車から撮ったサトウキビ畑の写真です。



ラム酒は度数も強いので、かわりにとても良く飲まれているがビールです。
まず地元レユニオンのビール、ブルボン・ビールを紹介しましょう。


ブルボン・ビールといえばドードー、というくらいこの何とも可愛らしい鳥、ドードーのイラストがシンボルマークになっています。このドードーという鳥は、隣のモーリシャスなどにも生息していた羽が退化して飛べなくなった大型の鳥で、早く歩くことも出来なかったために、入植してきた人間や、彼等が連れてきた犬や豚になどによって数が激減。18世紀末には絶滅しまいました。モーリシャスでは国鳥になっているそうですが、レユニオンではビールになったわけです。

レストランなどで注文すると、スラリとしたビール・グラスに注がれて出てきます。


その隣国モーリシャスのフェニックスというビールもとてもポピュラーです。


街のあちらこちらで、こんな看板を見かけます。もちろん西隣のマダガスカルのビールも人気で、銘柄はTHBです。


何の略かと思えば、Three Horses Beer という意味で、三頭の馬のイラストというちょっと不思議なデザインです。どのビールも暑い国のビールなので、のどごしはとても爽やかで、グイグイといけます。ブルボン・ビールは残念ながら、日本には入ってきていないみたいです。ドードー・ビールとして売り出せば、人気が出そうな気もするのですが。
(今回ピンボケ写真が多いのは、酔っていたせいではありません。)

次回は、私も大変興味を持っていた、アラン・ペテルス(アラン・ピータース)賞について書こうと思います。
massamba

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Sunday, June 26, 2011

飛んでレユニオン SAKIFO!

またまた更新するのが遅くなってしまいました。
今回はいよいよSAKIFOのレポートです。SAKIFOとはクレオール語で「あなたの望むものはここにある」という意味です。

6月10日の夕方からスタートしたSAKIFO(全てのプログラムが夕方以降に組まれているので、炎天下で苦労しながら観るといったことがないので、とても助かりました)、最初に観たのは今、最も注目されているというランディゴというレユニオンのマロヤのグループ。お相撲さんのような身体で、激しく踊りながらのステージは迫力満点。アコーディオンなども加わり、マダガスカルっぽいところもありました。


続いてみたのは、マロヤを早くから電気化させたレユニオン伝説のミュージシャンの一人、チ・フォックのステージ。「チ」という名前から小柄な人だろうとは思っていましたが、想像以上に小柄でした。実はバックステージで見かけたとき、ちょと疲れたおじさん(お爺さん風でもありました)という感じだったのが、ステージにあがったら、まるで別人。カヤンブという楽器を演奏しながら、シャウトしまくる様に驚きました。サウンドはエレクトロ・マロヤというより、デジタル・マロヤと呼んだ方が良いくらい打ち込みも使ったクラブ系ノリでした。


初日の最後は、マリからやってきたDJモ・ジョのプレイを楽しみました。なんでも「バマコの夜の帝王」と呼ばれているそうです。マリンケ、ワスル、バンバラなどなど、いろいろな曲をミックスしていましたが、素材の良さに頼りすぎといった感じがしないでもなかったです。


二日目は楽しみにしていたトグナのステージから。ジャマイカからベーシストを招いた、とてもエネルギッシュなステージでした。レユニオンで発売になったばかりの新作(オルターポップで発売する予定なのでお楽しみに)からの曲が中心で、ダウード(左で手を挙げている)がステージ狭しと動きながらヴォーカルをとる姿が印象的でした。またこのフェスにも参加している、オーストラリアのブルー・キング・ブラウンのナタリーがゲストで1曲歌いました。


この日は他にも予定があって、あまりライヴは観られませんでしたが、最後のトニー・アレンのステージを観ることが出来ました。予想に反して(?)とっても聞きやすいアフロ・ビビートで、正直、少し拍子抜けの感じで残念でした。


最終日はライヴ会場に着いたのが、既に8時頃でした。この日はテテのステージがあったので、同じステージに出演していたイルマのライヴを観ました。アクースティック・ギター片手に、実に初々しいヴォーカル。今人気上昇中というのも頷けました。


そしていよいよテテのステージ。詳しくはテテのホームページにアップしますが、とにかく3人(テテの他にドラムスとベース)とは思えない、ド迫力のステージにただただ驚きました。ドラムが重いビートを叩き出し、スモークがたちこめる中、テテがストーンズの「ホンキー・トンク・ウィメン」ばりにギターを鳴らしながら登場してきたときには、アドレナリン全開になりました。ギターを弾きながら、そして踊りながらステージを動き回るテテ。決めのポーズも堂にいっていて、とにかく格好良いの一言でした。


フェスの雰囲気は、とにかくリラックスしています。年齢層の高い人たちも多く、思い思いにのんびりと、お酒を飲んだり食べたりしながら楽しんでいて、ギスギスしたところは全くありません。音が止むと波の音が聞こえてきたりもする、何とも贅沢なフェスです。



今年はのべ2万人以上が参加したとか。年々巨大化するSAFIFOフェスですが、早くも来年が楽しみになってきました。

massamba

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Monday, June 20, 2011

飛んでレユニオン SAKIFO前夜祭

SAKIFOフェスは6月10日(金)〜12日(日)にかけて行われたのですが、今回はその前夜祭とでもいうべき催しが9日(木)にありました。主催は私も参加したIOMMAで、"FIESTA DE L'OCÉAN INDIAN"と銘打たれ、海岸沿いに設けられた5カ所のステージで、15組のアーティストたちがライヴを披露しました。そして、それがすべて無料!で観られるのです(写真はIOMMAとSAKIFOのプログラムです)。


5つのステージに沿って、海岸に面した通りを1キロ弱に渡って歩行者天国にしてのお祭りです。6時半頃だったでしょうか。地元の二つのパーカッション・グループが一斉にパーカッションを叩き始めました。インド系の人たちが中心となったTAMBOUR SACRÉSとブラジルのバツカーダにインスパイアされたというTAMBOURS DES DOCKSです。



のんびりバーやベンチに座っていた人たちもこの音につられるようにして、通りにゾロゾロと集まり始めました。

最初に観にいったのは、BADAMIERという一番大きなステージで演奏を始めたツェンガというコモロ/マヨッテのオールスター的グループで、エッジを効かせたハチロク(8分の6拍子)のリズムをこれでもかと繰り出します。しかし何と言ってもギターとヴォーカルのントロのツンツンとした髪型が強烈でした。


次はちょっと気になっていたニューカレドニアのアーティスト、イクソンのライヴが行われているEMBARKADERという小さなステージへ。基本はアクースティック・ギターの弾き語りなのですが、そのバネを効かせたギター奏法といい、ちょっとしわがれた力強いヴォーカルといいい、何ともいえない魅力がありました。実は彼とは意外な再会がありました。次の日の朝、朝食を食べにホテルのレストランへ行ったら、何と彼がそこに居るではありませんか! ニューカレドニアの小さな島に暮らしながら音楽活動を続けている彼は、ネイチャー・ボーイそのものでした。



その隣のBADAMIERというこちらも小さなステージではコンシアンスという地元サン・ピエールで活動を続けているオヤジ系セガ〜マロヤ・バンドがライヴをやっていました。とにかくライヴで観客を楽しませるゼといった心意気がビンビン伝わってきます。


そして次は隣の島モーリシャスからやってきたブラックメンズブルーズを観にCAPITAINERIEのステージへ。着いたとき丁度クレシック・レゲエというか、ビートが沈み込むようなサウンドの曲を演奏していて、メンバー全員のただならぬ雰囲気とサウンドが耳に残りました(後半はセガとレゲエをミックスさせたもっとダンサブルなセゲエも演奏していたようです)。


ここも途中で切り上げて、今回お目当ての一つだったフィルマン・ヴィリィのライヴが行われるBADMIERへ。今年77歳になる彼は、マロヤ伝説のミュージシャンの一人です。さすがに高齢なので、本人は休み休みのステージでしたが、ひとたびマイクを握ればポーズを決めながら観客を煽るという、とても元気なお爺さんでした。


そして次もお目当ての一つ、ジスカカンのライヴ会場VICTOIREへと急ぎます。彼らは今年グループを結成して32年。リーダーであるジルベールのカリスマティックな人気もあり、レユニオンを象徴するバンドの一つです。近年彼のルーツでもあるインド音楽とのミックス度が濃くなっていると言う話は聞いていたのですが、ライヴは想像を遙かに超えた格好良さでした。ロック〜マロヤ〜インド〜アフリカが溶け合って、そこにサイケデリックなスパイスをまぶしたかのようなサウンドでした。何を言っているのかよく分からないと思いますが(笑)、簡単にはカテゴライズ出来ないサウンドだったということです。

その余裕のステージといい、卓越した演奏力といい、グループ全体から漂うアウラに観客も熱狂していました。


実はここまで観たらもう時間切れで、帰りのシャトル・バスへ向かわなければなりました。
ほぼ同じ時間に、それぞれのステージが近いとはいえ、観たいアーティストたちが同時にライヴを行っているうらめしさ。それにしても、あっちのステージこっちのステージとかなり歩かされるので、良い運動になりました。

最後にSAKIFOのオフィシャル・ショップ、SAKISHOPを紹介しましょう。こんな感じでTシャツから様々なグッズまで、実に多彩な品揃え。それにしてもみなかなり個性的なデザインなので、着るのには勇気がいるかも知れません。


というわけで、次回は遂にSAKIFOフェスに突入(?)です。
massamba

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Thursday, June 16, 2011

飛んでレユニオン サン・ピエール

SAKIFOの前に、その会場となった街サン・ピエールを是非紹介したいと思います。
レユニオンの南部にあり、人口7万6千人程の主都サン・ドニついで2番目に大きな街です。

レユニオンは島の中心に大きな火山があるので、大きな街は必然的に海に面することになります。というわけで、地元の人たちものんびり楽しんでいる街のビーチです。男の人も女の人も、周りを気にせず海辺の近くで所構わず着替えていました。


椰子の木もたくさんの種類が植えられていて、これはなんとも可愛い寸胴型。奥に小さく見えるのは音楽学校の壁に描かれたアコーディオンを弾く子供の絵です。


海沿いの公園にはマングローブの巨木が何本もあって、まるで造形物のような存在感がありました。ベンチに座っている人と較べれば、その大きさが分かると思います。


サン・ピエールに限りませんが、レユニオンの人はみんな魚が大好きです。中でも日本人と同じくマグロに目がありません。マグロのタルタル料理はどこでも定番でした。サン・ピエールの魚屋さんのおばさんが、自慢げに見せてくれた魚(名前を聞き忘れました)です。


海辺から少し坂道を上ったところにマルシェ(市場)があります。
お土産物から、生活必需品、野菜などごちゃごちゃと売られているのが、何とも楽しいです。


個人的にはスパイスなどをつぶす石臼が欲しかったのですが、かなり重かったので断念。このマルシェのすぐそばにモスクがあるので、ムスリムの人たちもたくさん見かけました。


実は今回、家や建物の美しさにすっかり魅了されました。レユニオンにはクレオール様式という、屋根の先にレースのフリルのよう装飾をつけた家がたくさんあります。クレオール様式の家はサン・ピエールではあまり見かけませんでしたが、それぞれに家が扉など絶妙のカラーリングを施していて、写真を撮りまくってしまいました。家の写真はまたまとめて紹介しようとおもっています。



白い壁に描かれているのはレユニオンのマスコット的存在のヤモリです。普通GECKOと呼ばれていますが、クレオール語ではマブヤと言います。

最後にSAKI PHONEを紹介しましょう。もちろんこれは、SAKIFOとTELEPHONEをくっつけた言葉ですが、この他にもミュージシャンの送迎用に自動車メーカーとタイアップした宣伝カーなど、いろいろなアイデアでSAKIFOを盛り上げようというしているのが印象的でした。


massamba
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Wednesday, June 15, 2011

飛んでレユニオン IOMMAその2

なかなか続きをアップ出来ず、申し訳ありません。
朝早くから、いろいろなイヴェントそして夜のライヴまでなかなかにハードなスケジュールで、体力の限界を感じるこの頃です…。

さて、今回はIOMMAが企画したライヴの続きです。
二日目のライヴはレユニオン島の南に位置する、少し山の方に入った街Le TamponにあるLuc Donat劇場で行われました。


Luc Donatはレユニオンを代表するミュージシャンの名前で、お隣のモーリシャスやセイシェルでも盛んなダンス音楽、セガの王様と言われています。ヴァイオリンを弾きながら、数々の名曲を残しているそうです。



まず最初に登場したのは女性4人に男性1人というシマンガローヴというマロヤのグループ。右端の女性が担当しているのがカヤンブというパーカッション、左端の女性が叩いている竹のパーカッションがピケ、そして左から二人目の女性がまたがって叩いているのがルーレーというパーカッションです。

とにかく彼女たちの演奏はエネルギッシュでした。サーカスではありませんが、踊りや演奏の仕方もスペクタクルな演出がなされていて、フェスティヴァルなどでは大いに盛り上がりそうです。


そして次に登場したのは、ル・グリヨという3人組。キーボードとエレクトロニクス、カホーンや様々なパーカッション、そしてコラを担当するサミィ・ワロー、そしてサックス奏者という何ともユニークな編成。

カホーンがルーレーと同じように低音のビートを叩き出し、マロヤのリズムをループさせながら、コラやサックスが絡むというかなり実験音楽的な側面もありました。ちなみにサミィ・ワローは、マロヤを代表するミュージシャンである、ダニエル・ワローの息子さんだそうです。


そして、最後に登場したのがダヴィ・シカール! アルバムで聞いているとギタリストのイメージが強かったのですが、ライヴではカヤンブを演奏しながら歌う方が多く、マロヤのリズムと、憂いを帯びたメロディ、そしてダヴィのしなやかで力強いヴォーカルが見事なハーモニーを見せていました。

バックのバンドメンバーとのコンビネーションも素晴らしく、別格の存在でした。
ライヴの後に少しだけ話すことが出来ましたが、どこか僧侶を思わせる佇まいといい、穏やかな表情と良い、アウラが違いますね。


というわけで、次回はようやくSAKIFOです。まずは前夜祭(これがメチャクチャ楽しかったのです)についてレポートしたいと思います。

massamba
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Friday, June 10, 2011

飛んでレユニオン IOMMA

IOMMAと何ぞや? と疑問ともたれると思います。
私も2週間前まで知りませんでした。

これはINDIAN OCEAN MUSIC MARKETのことで、インド洋音楽に焦点を当てた音楽見本市みたいなものです。

インド洋音楽といっても、日本ではピンと来る方は少ないと思いますが、インド洋にはマダガスカルをはじめたくさんの島々があります。さらにインドやアフリカの東海岸など、インド洋に面した地域は、奴隷貿易や労働移民などの影響でアフリカ、アジア、アラブなどの文化要素が混じり合った独特の文化が育まれ、個性的な音楽がたくさんあります。

IOMMAはそういった文化や音楽に注目してもらおうと企画された見本市です。今回が第一回目です。
地元の新聞 Le Quotidien にも一面で紹介されていました。地元の人たちも、気楽に見られるような格安の値段に設定してあります。


最初の会場はLe Portという街にあるKARBADOCKというライヴハウス。かなり広い会場で、立ち見なら軽く1,000人近くは入りそうでした。


入り口の壁には、今までこの会場でライヴをおこなったそうそうたるアーティスト達のポスターが貼ってあります。


まず登場したのは、セイシェル出身でオーストラリア在住の女性歌手グレイス・バルベでした。そのパワフルなステージにただ圧倒されてしまいましたが、エレクトリック・ギターを弾きながら歌う姿が実に印象的でした。



そして驚かされたのがカフ・マルバールというレゲエ歌手の人気の凄さです。若い女の子達がずっと黄色い声を出し続けていました。スタイルとしてはラガマフィンで、1曲だけセガのリズムを取り入れた曲がありました。


というわけで、次回はいよいよダヴィ・シカールが登場します!といっても知らない人の方が多いと思いますが、私のフェイヴァリット・アーティストの一人なのです。

massamba
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Tuesday, June 7, 2011

飛んでレユニオン スーパーマーケット

いろいろな所を旅した時の楽しみの一つが、地元のローカルな市場へ行くことです。青空市場に行ければベストなのですが、今回はスケジュールの関係でそれは難しそうでした。じゃあということで、早速地元のスーパーマーケットをチェックしに行ってきました。


LEADER PRICEというスーパーマーケットで、かなり庶民的というか低価格を売りにしているチェーン店です。フランス各地にたくさんの支店があります。
チェーン店とはいうものの、ここはレユニオン。どんな地元のものが売られているのか、その調査結果をお届けします。



まず入ると目の前にドーンと野菜が売られています。まず驚いたのがアボカドの大きいこと!日本で普通売られているサイズの2倍以上あります。値段は200円弱。その他ナスやピーマンの大きさも半端じゃありません。こちらはキロあたり205円ぐらい(キロ売りです)。思った以上に地元の野菜が多く、また果物に関しては南アフリカ産が多いのが印象的でした。


次に目に入ってきたのは、やはりラム酒の棚。レユニオンはサトウキビの栽培が盛んだったので、地元産ラム酒がたくさんあるということです。ここはスーパーなので、990円から2000円くらいまでのものが並んでいました。安いですね。ラム酒好きの私としては思わず買いそうになりましたが、ここは我慢しました。


他にはコーヒーの棚で面白いものを見つけました。商品名が「カフェ・セガ」とあります。東隣のモーリシャスやレユニオンなどで盛んなダンス音楽、セガの名前を商品に付けた地元産コーヒーです。右側のパッケージの下にヴァニラ風味とあります。そうなんです、レユニオンはヴァニラが特産品なのです。値段は450円くらい。


じろじろうろうろとしながら、結局買ったのは水とチョコレートとミックス・ナッツだけでした。まだまだ時間はあるので、実際に買うのは品定めをゆっくりとしてからです。

スーパーを出ると、犬が暑い中をノコノコと歩いていました。フランスではきちんと躾されている犬が多く、こうしてノーリードで歩いていても、誰も気にしません。「可愛い〜」とか言いながら近づく人もいません。


そしてスーパーの前はこんな風景。島の中心が山なので、こんな感じの斜面が延々と続いています。


次回は、音楽のことについて書く予定です。あくまで予定ですので期待しないで待っていて下さい。

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